ダイニングの吹き抜けからの光で、暗すぎず落ち着いた雰囲気になり、竹林の庭に触れられるデッキが設けられたリビングとの光と影の対比が印象的だ。

敷地内の階段を上がり、扉を開けると広々とした玄関が迎え入れてくれる。

家での生活と、外出時の生活を切り替えられるように、独立性を持たせた工夫がなされている。

十分な収納スペースも確保され、和のインテリアとしての美しさを持つ。

ダイニングとキッチン部分は、階段を介して吹き抜けを介して2階と繋がっている。

暗くならない、程よい明るさと空間にボリュームをもたせた。

ダイニングの奥に和室があり、客間としても使えるようにした。

所々使用された特徴的な格子が、独特な和の印象を与えてくれる。

隣家のある南北は最小限の窓にとどめ、竹林に臨むリビング部分を大きく開口した。
ダイニングとリビングの仕切りには個性的な格子を全面に使い、リビングの先には竹林の景観を臨むデッキ。

独特の格子や木の香りが、程よい和の趣を感じさせる。

キッチンは、高めに作った収納カウンターで、ダイニング方面から隠れるようになっている。

キッチンの奥は直線上で浴室と繋がっており、家事のしやすい水回りを実現させた。

敷地は道路よりかなり上にある。南北は隣家に面しているために窓を最小限に抑え、隣接する竹林と差し込む光だけをふんだんに取り入れた。

外から中は見えづらいが、家の中からは優しい景観が望める家となっている。