一見して個人宅とは思えない、個性的な外観。

大きなドアは回転式で、小さな扉を内蔵している。

玄関を入るとモルタル床のLDKがある。
4面がガラスの1階から採光し、明るい室内。

クローバーの葉の一番大きな部分をダイニングとして使用。
「ここに座ると子どもたちの様子が一目でわかり、繋がりを感じられる」と建て主。

曲線の外側には、キッチンや水周り、子ども室を配置。

シンプルで清潔感がある。

壁の曲線に合わせてカーブを描くシンクや、磁石で移動できる照明が楽しい。

キッチンで作った料理をこの窓からダイニングへ運ぶ。

動線に沿った機能的な設備。

天井はあえて低くして、開放的なLDKとの対比で落ち着く空間に。

各個室の天井には船舶用のハッチを設置している。
円筒内部にはそれぞれ違う色を塗った。

浴室の入り口にある1階への階段。

曲面に空いた長方形の入り口が船室風。

1階は使用目的を限定していない空間。
現在は一部を建て主の寝室として使用。

一筆書きのように曲線が走っている。

全面ガラス張りの1階。
回廊状にロフトがある。

高低差のある敷地に合わせて、地下と1階をデザインした。