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光と風が心地よい、コの字型の家
クールな雰囲気が好みのご主人と、あたたかみのあるインテリアが好みの奥さま。
中庭を挟んでテイストを分け、それぞれが快適に過ごせる家が完成した。
限られたスペースと予算のなかで居心地の良い家を作るためには、優先順位をしっかりと見定めることが重要。
珪藻土の壁と無垢の床、ステンレスのキッチンカウンターなど譲れないものを先に決定し、それ以外のところでコストの折り合いをつけていった。
中庭を囲んだコの字型の建物は、光と風を各部屋に届けるとともに、家族に程よい距離感を保つ。
自然素材に囲まれた、開放感にあふれる住まいに仕上がった。
外観
ローメンテナンスのガルバリウム鋼板と木の格子がモダンな印象。
シンプルで開放的な外観はコストダウンにもつながった。
階段
玄関を入ってすぐ目に入る。
蹴上げがなく、スタイリッシュなデザイン。
キッチン
シナ合板とタモ積層材のキッチン。
格子の中にはエアコンを収納した。
キッチンから子ども部屋を眺める
料理好きな奥さまの希望で、ステンレストップのキッチンカウンターとミーレの食洗機を設置した。
子ども部屋は将来2部屋に分けられるよう、入口を二か所設けた。
ダイニングからキッチンを眺める
勾配天井で実際よりも広く見える。
造作のキッチンカウンターは、現場で職人に塗装を依頼しコストダウン。
ダイニング
視線を気にせずくつろげるよう、高い位置に窓を設置した。
2つの小窓と白い珪藻土の壁で、明るい雰囲気。
リビング
テレビを壁掛けしたパーテーションの裏は、ご主人のPCコーナー。
コード類を背後に通してあるのですっきりしている。
廊下
廊下に大きく取ったピクチャーウインドウで、四季折々の中庭が楽しめる。
パウダールーム
病院用の流しと白いタイルで造作した洗面台は、2人並んで使用できる。
奥の扉は中庭につながっている。
中庭
採光と通風のための中庭。
シンボルツリーのシマトネリコの成長が楽しみ。
更新日時 2016年02月18日
