親世帯と子世帯は玄関から別になっている。

1階が親世帯、外階段を上がった2階が子世帯。

片流れの屋根は、構造垂木の意匠が印象的。
白とセピア色の組み合わせは、奥さまの好きなバリのイメージ。

向かって右側の扉が寝室、左側が水周り。
個室はパーテーション状の壁で仕切っているので、北側のハイサイドライトから緑が見える。

正面の扉はコンパクトで落ち着ける書斎。
壁の上部は愛猫のキャットウォークとしても活躍している。

2階南側は玄関前から続くデッキがベランダになっている。

アイランド型のシンプルなキッチン。
2階とは対照的な白木の床材で、明るい空間に。

ダイニングスペースには大きな机を置いて、お母様が趣味の絵を書くそう。
収納棚などはお父様が自作するのを楽しみにしているため、作りつけの収納は最小限にした。

2mの天井と壁に囲まれたコンパクトな空間。
道路に面しているため、板壁でプライバシーに配慮した。

明るく清潔感のある空間。

湯船からは、板壁と道路を挟んだ松林だけが見える。

白い箱状の建物と、板壁のブラウンのコントラストが美しい。
板壁は、道路を通る車の騒音をやわらげる効果も期待できる。