基礎に用いる「ぐり石」を石垣のようにあしらった敷地前面と、2つの白い箱でルーバーを挟んだ建物が印象的なデザイン。

石畳は手に入りやすい平板を使用し、駐車場は斜面をそのまま使用することでコストダウンを実現した。

北側は緑地に面しているので、裏手を開いた凹状のプランに。

中庭から入る光と白い壁で明るい空間。

カウンター前面にも収納があり、機能的なキッチンはカリエラ製。
背後の収納は家具工事ではなく大工工事にし、コストを抑えた。

照明はルイスポールセン。
キッチンにと幅をそろえたテーブルを置いて、団らんの場所になる予定。

床レベルを下げて、公園の砂場のような空間に。
中庭と1階の全体が見渡せ、開放的。

シンボルツリーのシマトネリコの向こうに、緑地の木々が視線をつなぐ。
3面をガラスにしたので、どこにいても外の光が目に入る。

1階から続いたガラスから入る光が、階段や玄関に明るく差し込む。

南側の窓に面した廊下に書斎コーナーをレイアウト。
カウンターの前は吹き抜けになっており、階下とゆるやかに繋がっている。

大きなフロストガラスで明るく清潔感がある。

木製ルーバーから漏れる暖かな光が大きな行燈のような雰囲気。