素材感のある、渋い佇まい。
当初はナチュラルスタイルを意識し、木だけを使った外壁を希望していたものの、コストの面で見直し。
一部を塗り壁にしたことが功を奏し、シックな黒の質感と木の優しい感じがマッチして内部の雰囲気にもリンクする外観となった。
アクセントともなっているグレイッシュブルーの扉は、焼き付け塗装。

倉庫のような雰囲気の玄関。

シュークローゼットと土間収納があり、収納力も抜群。

インダストリアルをベースに、素朴な木材が随所に取り入れられ、温もりプラスされているのがこの家の特徴。

エイジング加工を施した木のパテーションが雰囲気を高めている。

キッチンは無骨で素材感のある空間。

板一枚の状態から建て主が選び抜いた足場板で作ったアイランドカウンターが目を惹く。
壁面には木目調の防水タイルを貼っている。

キッチンをL字型にしたことで、窓の外の景色を眺めながら料理をすることができる。

お気に入りのキッチンを眺めながら寛ぐことができるリビング・ダイニング。

無垢材の床にあえて傷をつけてエイジング加工したことで、こなれた風合いに。

ヨツールの薪ストーブが、味のある空間によく馴染んでいる。

木の質感を重視したLDKとは変わって、白で統一したパウダールーム。

ドイツ・ミレー社のランドリーに合わせて、ロングカウンターを採用した。

海外のアパルトマンのようなトイレ。

床はモルタル、天井はシャビーシックな海外クロスで仕上げた。