コンクリートの型枠に古材を使い、馴染んだ風合いの外壁。

6.5mの天井高がある、サッシのない半戸外の空間。
床の勾配と、数種類の土を混ぜた土間で雨水を処理する。

三角形の片持ち階段を採用し、コンクリートの素材でありながら軽やかな印象に仕上げた。

階段を上がりきると、大きなワンルームの居住スペース。
階段の脇には縁側のようなスペースがあり、景色を楽しめる。

ステンレスの天板とスチールを組み合わせた、シンプルなキッチン。
シンクと水栓は既製品を取り付けた。
遮るものがない窓の外には、眺望が広がっている。

最低限の造作でスッキリした空間。
納戸と水周りを囲む板壁は、棚板をつければ飾り棚として楽しむことも可能。

モルタルとコンクリートに白い器具を合わせ、シンプルに仕上げた。

開口部からの明かりで、間接照明のようなデザイン。