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投稿記事
大きな鉄骨造戸建て住宅のリノベーション。2階部分を全改修して、1階親世帯・2階子世帯の分離型2世帯住宅に変更する計画です。40帖の大きなLDKを生活の中心として、窓際に数珠つなぎに居室や水廻りを並べ、採光の取れない中央部には大きなパントリーとファミリークローゼットを配置、回遊性の高い間取りとしました。ファミリークローゼットの周りは間接照明でライティングした回廊として設え、冗長になりがちな大きな空間にメリハリを効かせています。
YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 大阪府 建築家
- パッシブソーラー
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自然素材と太陽熱を利用した気持ちの良い家
裏山の緑を家の中に取り込むようにプランニングすること、どこにいても家族の気配がわかるように間仕切りの少ないプランであること、音楽と本の好きな家族のために、静かに本を読んだり、音楽を聴く場所を作ってほしい、自然素材を使った優しいインテリアと、自然エネルギーを使った暖冷房が良いといったお施主さんからの希望を取り入れて、この家が出来上がりました。 大きな吹き抜けを持つ階段の踊り場を広めにとり、ベンチと本箱を設けて、子供たちが裏山の緑を眺めながら本を読む場所を作りました。 屋根面で太陽の熱を取り込み、床下の基礎コンクリートに蓄熱するパッシブソーラーシステムを採用したことで、夏も冬も、どの部屋も一定の温度を保つ快適な家になりました。