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投稿記事
大きな鉄骨造戸建て住宅のリノベーション。2階部分を全改修して、1階親世帯・2階子世帯の分離型2世帯住宅に変更する計画です。40帖の大きなLDKを生活の中心として、窓際に数珠つなぎに居室や水廻りを並べ、採光の取れない中央部には大きなパントリーとファミリークローゼットを配置、回遊性の高い間取りとしました。ファミリークローゼットの周りは間接照明でライティングした回廊として設え、冗長になりがちな大きな空間にメリハリを効かせています。
YYAA 山本嘉寛建築設計事務所 大阪府 建築家
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日常空間の中心に「階段」を
「階段」は空間を構成する要素のなかでも特別な位置づけにあるものです。異なるフロアをつなぐという機能だけでなく、日常生活の中で唯一上下方向の視線の変化を与えてくれる場でもあります。 見慣れた日常の風景の中で変化のある視線・視点を与えてくれる「階段」を、単なる上下動という機能的な要素としてだけでなく、もっと積極的に生活の中に取り込みたいと思っています。