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投稿記事
天井や壁に用いた曲線形、あえて上部をつなげた間仕切り壁、壁から天井まで一体となった厚みのある左官のテクスチャー、これらのエレメントが組み合わさり、障子窓からのやわらかい光が、はっとするような陰翳のグラデーションを生み出す空間になりました。
53㎡というコンパクトな面積ながら、曲線によってシームレスで繋がる壁と天井に、間仕切壁の上部から回り込む光が、空間に奥行きをあたえています。
一面バルコニーの住戸のため一方向のみからの採光ですが、室内に充ちる光の表情はとても豊かで、意図しなかったたくさんの景色や発見があり、見ていて飽きません。
マンション共用部となる窓には手を加えられず既存のままですが、開口を設計できる新築案件以上に光や風景がデザインされるという逆説的な結果は、今後にインスピレーションを与えるような新たな発見でもありました。
株式会社アオイデザイン aoydesign
神奈川県
建築家
- 窓の位置
- タグをクリア
あぁ失敗・・窓の位置はものすごく重要!綿密な打ち合わせを!
家の設計上、あぁ失敗だったなぁ…と思う箇所があります。 我が家は隣の家と同時に建設が始まりました。 設計は同じハウスメーカーです。 何度も設計の打ち合わせをしている段階で、 私たちから繰り返しお願いしていることがありました。 我が家と隣の家はとても近いため、窓が同じ場所に重ならないように、 ということでした。 同じ場所になってしまうとカーテンを閉めっぱなしになるだろうし、 開けることもできず、窓がないのと同じことになってしまうと思ったのです。 窓の位置を決めるのも同じくらいの段階だったので、 重なるようなら位置をずらすので教えてもらいたいと何度も伝えていました。 おそらく先方からもそういった要望があったのではと思います。 そのくらい、窓の位置には慎重になったつもりでした。 しかし、建設がある程度まで進んだ段階で内見に行くと…、 一か所の窓が見事に重なっていました。 先方の家が写ってしまうので詳しい写真は差し控えますが、 悲しくなるくらいぴったりと同じ位置。