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投稿記事
天井や壁に用いた曲線形、あえて上部をつなげた間仕切り壁、壁から天井まで一体となった厚みのある左官のテクスチャー、これらのエレメントが組み合わさり、障子窓からのやわらかい光が、はっとするような陰翳のグラデーションを生み出す空間になりました。
53㎡というコンパクトな面積ながら、曲線によってシームレスで繋がる壁と天井に、間仕切壁の上部から回り込む光が、空間に奥行きをあたえています。
一面バルコニーの住戸のため一方向のみからの採光ですが、室内に充ちる光の表情はとても豊かで、意図しなかったたくさんの景色や発見があり、見ていて飽きません。
マンション共用部となる窓には手を加えられず既存のままですが、開口を設計できる新築案件以上に光や風景がデザインされるという逆説的な結果は、今後にインスピレーションを与えるような新たな発見でもありました。
株式会社アオイデザイン aoydesign
神奈川県
建築家
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寛ぎ、もてなす、地中海のリゾートのような空間
1階は建て主が営む鮨屋、2階3階が住居となっている、店舗併用住宅。 奥様が夢見ていたという「地中海の白い家」をイメージして、居住スペースをリノベーションした。 和の趣ある店舗の脇にある外階段を上ると、1階部分とは全く世界観の異なる空間が広がる。 ブルーの玄関扉を開けると広がるのは、パーティーやホームコンサートの会場ともなる土間空間。 リビングというよりは、たくさんの来客をもてなすサロンのような場所となっている。 さらにサロンの奥にはアーチ状の開口でバーカウンターやダイニングが連続し、リゾートホテルのスイートルームのよう。 「店から数十秒でこの家に着くと、オンとオフが切り替わる」という建て主。 オフの時間をゆったりと過ごすとともに、おもてなし好きの建て主がゲストと楽しい時間を過ごすための住まいが完成した。
有限会社大浦比呂志創作デザイン研究所
神奈川県
建築家