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カッコいい和モダンで心地よく暮らす

カッコいい和モダンで心地よく暮らす

好きなものは「和モダン」「カッコいい感じ」「木の風合い」「ダークな色」「紺色」という奥様。
基本的には奥様にお任せだけど、「畳コーナーはほしい」「浴室は大事」というご主人様。
そんなおふたりの希望を叶えた住まいになりました。

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コレクターグッズで魅せる美術館のような家

リビング

森や畑といった周囲の自然に溶け込むように建つ、美術館のような家。 外階段を上って中2階に設けた玄関を入ると、ハワイアンミュージックのBGMが流れる、さながらカフェかショップかのような雰囲気ある空間が広がる。 ご主人が20代の頃から集めてきた古着アイテムやアメリカの雑貨、新婚旅行を機にハマったというハワイアンな品々など、コレクションをカッコよく飾りたいというのが建主の要望。 ご夫婦が理想とする雑貨ショップに同行するなどして好みを共有しつつ、ヴィンテージグッズが映える空間を作り上げた。 2階リビング、ダイニングキッチン、ホビースペースを3層のスキップフロアにし、変化に富んだダイナミックな空間に。 飾ったコレクションを見渡せる、美術館のような空間となった。 どのグッズをどこに、どのように飾るかも設計段階から検討を重ね、ただ並べるだけではなくグッズ一つ一つの「顔」が見えるように工夫した。 木の感じを前面に出したいという要望に応え、壁や床には木目の表情が個性的なラーチ合板を使用。 経年と共に深みの増すラーチ材に、ヴィンテージグッズが映える。 これからも増えていくであろうコレクションが空間にさらなる迫力を与え、味わい深い住まいになっていくだろう。

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遊びと仕事、暮らしを繋げた、職住一体の住まい

アプローチ

海と山に囲まれた自然豊かな場所。 高台の小道を抜けた気持ちの良い場所に建つ、築50年の木造平屋をリノベーション。 アートディレクターのご主人とフードディレクターの奥様は、夫婦で食とアート、デザインを中心としたユニットとして活動しており、そのアトリエ兼自宅へと生まれ変わった。 住まいは外と大いにつながる開放的な空間。 外溝に面する大きな窓を開け放てば、内と外の境界が曖昧に。 外溝からそのまま続く土間にダイニングを配し、土間から一段上がったところをリビングとした。 リビングダイニングと、奥様の仕事場にもなるキッチンはラーチ合板の構造材で仕切った。 キッチンの隣にはワークスペースを設け、住空間と仕事場は緩やかに分けられている。 この家のテーマは「くらす」。 家族が学校のクラスメートのように過ごすという意味の「クラス」、上質という意味の「class」、そして「暮らす」。 ‟食う寝るところ”に遊びと仕事をプラスした、建て主らしい暮らしを形にした。

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