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森の中にいるようなカフェ付き住宅

森の中にいるようなカフェ付き住宅

雑木林の隣に建つ、店舗兼住宅。
床面積約30坪のコンパクトな建物に、住居と設計事務所、妻が営む雑貨カフェを盛り込んだ。
広さはないものの、住まいには森の中にいるかのような開放感がある。

2階部分が、家族が過ごすLDK。
2面の大開口で雑木林の緑を取り込む、緑に包まれるような空間。
リビングは家庭菜園があるテラスとつながっており、そこで収穫した野菜を食べながら過ごすことも。
‟自給自足”のスローライフを楽しんでいる。

食べ物だけではなく、太陽光発電で電気エネルギーも自給している。
さらに、カフェを営むことで現金も、人との繋がりも自給する…そんな自給自足の家を目指した。

1階は玄関を入って左手に寝室、水回りといったプライベートスペースを、右手に設計事務所と雑貨カフェを配置。
事務所とカフェの間には中庭を設けた。
カフェは2面の窓で雑木林とつながり、さらに中庭からも光が入る、明るく清々しい空間となっている。

オープン以来、口コミでたくさんの人がカフェを訪れる。
中庭では、お茶を飲みにカフェに訪れた農家の人が育てる無農薬野菜を販売したりと、人との繋がりが広がっている。

緑に包まれ、食を、人との繋がりを自給する、豊かな住まいが完成した。

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築50年の木造建築を改装した建築家の自邸

2階リビング

東京郊外の住宅地に建つ建築家の自宅兼事務所。 父が建て自身も子供の頃から暮してきた築50年超えの木造2階建てをリフォーム。 思い出を携えながら、さらにあと50年、安心して暮らせる住まいをつくった。 古い建物なので鉄筋は入っておらず、柱が細く腐朽も目立ち、構造的に問題が多かったが、これまで住んできた経験から構造の弱いであろうところは予想できた。 問題のある木部を入れ替え、1階の床は鉄筋入りのコンクリートで土間を打って補強した。 内装も仕上げ直した一方で、天井に現れている小屋組みは50年前のまま残した。 1階はオフィスと打ち合わせコーナー。 白を基調としたシンプルでシャープな空間とした。 2階はLDKと主寝室、子供室を配したプライベートなスペース。 天井と壁はグレーに塗装したシナ合板で、木目の表情が古い小屋組みと馴染む。 「古さ」や「思い出」と、「新しさ」や「未来」。 新・旧の魅力が織り交ざった住まいで、50年先を見つめながら新しい暮らしが始まっている。

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柔らかな光が透過するルーバーに包まれる家

2階LDK

閑静な住宅地の路地の奥、旗竿状の土地に建つ家。 街並みに溶け込みつつも将来も飽きずに住んでいける住まいを目指した。 また、ご主人はスターウォーズフィギュア、奥様はリラックマグッズを収集するコレクター。 たくさんのコレクションを収納する場所も求められた。 細長いアプローチを通って玄関を入ると、1階は寝室と予備室、水回り、2階には主空間であるLDKを配置。 2階は天井高約3.3mの開放的な空間で、南側にはバルコニーが続く。 リビングダイニングの東西には一面に木製ルーバーのスクリーンを設け、ルーバーの外側に書斎や夫婦のコレクションを収納する納戸を配した。 ルーバーの外にはトップライトがあり、そこから差し込む光がルーバーを通ってリビング・ダイニングを優しく包む。 住宅密集地にあるため窓が少ないものの、圧迫感を感じさせない、広がりのある空間となった。 柔らかな光に包まれた住まいで、ご夫婦は未来を見据えながら穏やかな暮らしを送っている。

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本と緑に囲まれた丘の上の家

2階ホール

東京郊外の住宅地、丘の中腹に建つ家。 敷地は幅約6.5m、奥行の長いところで約21mと細長い。 隣地にある崖にはヤマザクラやアカマツ、モミジや、ヤツデやユズなどの低木、さらに敷地内には大きく育ったスモモの木があり、周囲には様々な木々が生い茂っている。 豊かな自然を享受しつつ、家族の暮らしを受け入れる力強い住まいを造った。 内部は杉材の柱と梁を現して構成された、シンプルで素材感のある大きな空間。 1階は玄関から続く土間と、そこから一段上がった板の間、水まわりがある。 板の間やバスルームからは南側の庭や隣地に茂る木々の鮮やかな緑が見える。 1階と2階を結ぶのは土間にある螺旋階段。 螺旋階段の周りは吹き抜けになっており、吹き抜けの壁を埋め尽くすように本棚を造作した。 1階から2階までの壁一面に並んだ膨大な書籍と、2階から差し込む光、南側に広がる緑が住まいを満たしている。 2階には広々としたホールと寝室、書斎を配置。 現した梁は北から南にかけて少しずつ高くなっており、その勾配に沿って正方形のハイサイドライトを設け、光を存分に取り込む。 光と緑、本に囲まれた、力強くしなやかな住まいが完成した。

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大テーブルに家族が集う、自然素材の素朴な家

2階ダイニング

都市部の旗竿状敷地に建つ家。 周囲を隣家に囲まれているため、主空間となるLDKは2階に配置。 構造材を現した大屋根に覆われたLDKは、ゆったりとしたオープンな空間。 リビングダイニングの中心に据えたのは、1.8m×2mの大きなテーブル。 ホワイトアッシュで造ったテーブルはダイニングテーブル兼作業台となっており、家族が集まって食事をするのはもちろん、パンを捏ねたりミシンを使ったり、さまざまなシーンで活躍する。 自然素材をふんだんに使った素朴な内装も魅力。 床には幅広のカラ松、壁は珪藻土で仕上げ、キッチンの扉材も内装の色合いに近づけて統一感を出した。 LDKの掃き出し窓はあえて大きさを抑え、ほどよい陰影を演出。 木陰で過ごすような、心地良い空間となった。 素材感溢れる温かな空間に家族が集い、穏やかな時間を過ごしている。

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築30年の中古住宅を自然素材の温かい家に改築

ダイニングキッチン

築30年、木造二階建ての中古住宅をリフォーム。 南側には隣家があり、光が遮られて暗かった。 1階のLDKとバスルームに重点を置き、明るく居心地の良い住まいへとリフォームすることに。 柱の一部に腐ったところがあったり耐震面でも不十分だったため、まずは構造を補強し安全な住まいをつくった。 細切れだった既存の間取りも一新。 1階南側にあったダイニングキッチンと和室との間仕切りを取り払い、ワンルームの広々としたLDKに。 朝日の入る東窓を新設し、さらに格子状になった2階の床からも光を採り込む。 光が入らず暗かった以前の家が、明るく清々しい空間へと生まれ変わった。 壁は珪藻土、床は松や杉で仕上げ、自然素材に包まれた住まいとなっている。 応接室があった1階北側には、坪庭のあるバスルームを配置。 庭の緑を眺めながらのんびりと入浴することができる。 利便性の高い場所にある中古住宅をリフォームするという選択によって、コストを抑えつつもライフスタイルと好みにフィットした住まいが完成。 「自然素材をふんだんに使った家にしたい」という建て主の希望も叶えることができた。 温もりある自然素材と優しい光に包まれた住まいで、便利で快適な毎日を送っている。

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