井口 りさ
- 性別:
- 女性
家族を包み、来客をゆったりもてなす家
住居スペースとともに、ご主人のオフィス、奥様が主宰するギャラリーと料理教室とを兼ねた住まい。
建て主は、大勢の来客をゆったりと迎えることができる家を希望した。
デッキを通ると、中庭となっている明るいエントランスポーチが。
ベンチを設け、アウターギャラリーとしても利用している。
アウターポーチに面して、インナーギャラリーを設置した。
玄関を入ると現れるのは、1階LDKと2階ワークスペースとが階段でダイナミックに繋がる大空間。
階段は普段はお子様たちの遊び場として、多くの来客があるときにはベンチとしても利用。
家族が寛ぎ、訪れた人も居場所を見つけることができる、多様なシチュエーションに対応する空間となっている。
家族にとっても来客にとっても居心地の良い、おおらかな広がりを持った住まいとなった。
acaa 神奈川県
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若ヶ谷の家・竣工後11年の写真
若ヶ谷の家は2003年に竣工し、11年目になる2014年に、再度撮影を行いました。
時を経ても、タイムレスに美しくあり続ける様子を記録したいと、考えました。
敷地の4面のうち2面は道路、1面は用水路を隔てた隣地に接している為、直接の隣地は西面
のみです。それぞれ銀行、郵便局、住宅、集合住宅が建ち、2~3階建ての低層の建物に
囲まれています。
元々この敷地が開けた場所であった為、道路の交差する角は、以前の見通しを確保できるよう
5.5m×9.0mのオープンスペースとしています。
建物は日本の風土の特性を生かした計画です。東西に長く配置しています。また、庇の深さを
1.1mとし、通風と直射光に配慮しています。
熱環境ではパッシブシステムを組み込んでいます。屋根面から集熱した空気をダクトで引き、
夏は排気し、冬は暖気として使います。
システムへ供給される電源は太陽光発電を使い、環境負荷の低減を実現しています。
使用している材料は、木、石、珪藻土など無垢の材料を極力用いています。
時の経過とともに美しく変化する様、デザインしました。
川添純一郎建築設計事務所 兵庫県
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生活と創作の場が共存したアトリエハウス
ご主人はアーティスト、奥様はグラフィックデザイナーという建て主ご夫婦。
ご主人は自宅を仕事場としており、新たにアトリエのある新居を構えることに。
近くに小川が流れ、緑に囲まれた環境の良い場所に約20坪の土地を得た。
建て主の希望は、個性的すぎず、それでも主張を持った、温もりのある家。
そこで、切妻屋根の「家型」の建物の中に、高さを生かした広がりある空間をつくった。
1階にはアトリエを設け、中2階にダイニング、2階リビング、3階に寝室を配した4層構造とし、それぞれの床は互い違いに架かっている。
床を互い違いにすることで床の隙間から光や風が抜け、家中を巡る。
1階のアトリエで仕事をしながらも生活空間の気配を感じられ、創作の場と生活の場が同じ建物の中でうまく調和している。
リビングの大きな窓からは、小川沿いの並木のイチョウや桜が目に入り、緑を眺めながら過ごしていると仕事や家事といった雑事から解き放たれる。
集中できる創作空間と落ち着いた生活空間を両立させたアトリエハウスが完成した。
石川淳建築設計事務所 東京都
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食を楽しむ変幻自在な空間
下町の交差点に位置する、推定築40年以上のビルの1階をリノベーションしたキッチンスタジオ。
建主はレセプションやイベントへのケータリングを中心に活躍するフードデザイナー。
料理の仕込みや撮影に加えて、いろいろな人とごはんを食べたり、料理を教えたり、雑貨を展示したりと、時にはみんなで食を楽しむ場所にすることを提案。
小さな空間をなるべく有効に利用し、かつフレキシブルに使うため、厨房機器はまとめて配置。
家具は椅子+収納で「ベンチ棚」、窓枠+収納で「窓棚」、作業カウンター+テーブルで「みんなのテーブル」というように役割を兼ねて減らしている。
中央の大きなテーブルは、2つに分けカウンターのように使うこともでき、置き方によって空間の性格がガラリと変わる。
木の家具は設計者がデザインし、建主がDIYで製作した。
一番大きな壁はギャラリーのように、展示のための余白としている。
壁のペンキも自分たちで塗った。
建主が日々、時にはみんなで、「食べるシチュエーションをデザインする」ための場所となっている。
立花美緒設計事務所 東京都
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ナチュラルインテリアのアトリエハウス
ガルバリウムと木材を組み合わせた外観が、ナチュラルな庭とともに景観に馴染む。
奥さまのアトリエを兼ねた家は、自然素材を使った工夫がたくさんある空間になった。
靴で上がるアトリエには堅いチーク、LDKには素足に気持ち良いナラなど、床材や扉に経年変化するものを採用。
壁も珪藻土など、温かな雰囲気をもつものを組み合わせた。
自然素材がふんだんに使われた家に合わせて、インテリアも自然とナチュラルなものを選んでいるそう。
掃除道具のほうきやちりとりも、自然素材の絵になるものをセレクトし、インテリアの一部として楽しんでいる。
暮らしを包む自然素材が変化していく様子を楽しめる、心地よい家になった。
悠らり建築事務所 愛知県
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jazzycube
土地代込みの予算総額3000万円、大阪中心部まで1時間圏内。
そんな枠組みでスタートしたプロジェクトは、依頼者ご夫妻の思い切りとセンスのよさで理想的な展開に。
ご相談から竣工まで8ヶ月、コストだけでなく、スケジュールもコンパクトに仕上がった快作です。
大きな窓から山の麓まで見渡すパノラマビューは、さながら別荘のおもむき。
都市生活者のリゾートライフを可能にした、依頼者の施主力が光る家。
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竹林風洞〜建築家のアトリエ兼自宅〜
オフィスと住宅、大型車4台を収容できる駐車スペース、そして庭。
間口8m×奥行き30mの細長い敷地にさまざまな様相を盛り込んだ平面プラン。
RCや鉄骨、SEなど特殊な構造を使わず、普通の木造で組み立てよう。
登山に例えれば、無酸素単独エベレスト登頂のような(?)難題を自分に課して、プロジェクトを開始。
図面を見たプレカット屋は絶句しましたが、無事竣工にこぎ着けました。
床下暖房、蓄熱暖房、室内のシーンの作り方、家具やキッチンの造作などさまざまな試みがそれなりに成功した、自邸プロジェクトです。
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