有限会社アーキシップス古前建築設計事務所
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アーキシップス
京都府
建築家
電話:0771-22-1303
京都の町家 hikariniwa
京町屋の建て替え物件。
敷地は「鰻の寝床」、間口が狭く奥行きの長い土地形状に建てた木造3階建て住宅。
規制により準耐火建築物となるためRC造なども検討を重ねましたが、門型フレームを採用することで敷地を有効に使える木造に落ち着きました。
プランの焦点は、間口の狭い長方形の建物の各室に、いかに光と風を取り入れるか。
当然中庭(光庭)を設けることになりますが、特にリビングスペースやダイニングキッチンスペースである2階部が中庭により狭く区切られることのないよう、リビングとつながる広いベランダを設けて風通しと見通しを確保。
ベランダからリビングや中庭、廊下を通してダイニングキッチンまで見通せることで、一体化・広がりを演出しました。
1階奥の和室から3階子供室まで、光庭を通してタテヨコにフロアがつながり、家のどの場所からも家族の一体感を感じられる建物が実現しました。
ファミリーポートレイト
過去にリフォームを手がけた住宅の、建て替えプロジェクト。
継ぎ接ぎ状となり、暗く、風も通りにくく、動線も長く使いづらかった以前の建物の欠点を克服し、家族の新しい歴史を刻む家を建てる意気込みで臨みました。
横にも奥にも段差のある敷地を隅々まで無駄なく使いこなすため、光と風の供給源になる前庭と中庭を設け、敷地の段差をステップフロアでつなぎ、どの居室もすべて庭を楽しめるよう計画しました。
リビングの上部を吹き抜けとし、2階からも1階の家族の気配を感じられるよう工夫。
冬の暖房として、リビングスペースとダイニンキッチンの2箇所に蓄熱暖房機を配置し、吹き抜け部の
暖かい空気が循環するように天井にシーリングファンを設置しました。
プライバシーの尊重と夏の西日対策の面格子は、外壁のアクセントとなりました。
3匹の猫があそび、ひきこもる家
室内は扉を最小限にした、一つの大きな箱のような空間です。
1階と2階は吹き抜けでつながります。
2階の天井まで続く大きな本棚が視線を上まで誘導。
迫力あるスケール感を楽しめ、猫には格好の遊び場となっています。
大人と子供と猫、みんなが気持ち良く過ごす家。